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Corinthianとは何か|ビッグヘッドに残ったサッカー文化

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GTS Football Archive は、GOOD TRASH SERVICE が運営するサッカーフィギュア専門アーカイブです。

主に Corinthian ProStars / MicroStars を中心に、選手名、クラブ、代表国、年代、Collector No.、台座色、パッケージ、状態を確認しながら、一点ずつ記録して販売しています。

Corinthian は、イギリス発のサッカーフィギュア文化を代表する存在です。

もともとはサッカー専業のメーカーではなく、販促品やキャラクター系コレクタブルの流れを持つ会社として始まり、1990年代にサッカー選手をモチーフにしたビッグヘッド型フィギュアへ展開していきました。

その後、Corinthian のサッカーフィギュアは、イギリスを中心に多くのサッカーファンやコレクターに親しまれ、1990年代後半から2000年代にかけて、サッカー文化とコレクション文化が交わる象徴的な存在になりました。

特徴は、ただ選手を小さく再現するのではなく、顔の表情、髪型、ユニフォーム、背番号、クラブカラー、代表チームの雰囲気まで、小さな立体物として残した点にあります。

Corinthian には、Headliners、ProStars、MicroStars など複数のシリーズがあります。

Headliners は、1990年代のCorinthianを象徴する初期シリーズです。

ProStars は、クラブチームや代表チームのスター選手を中心に展開された代表的シリーズです。

MicroStars は、より小さなサイズで展開されたシリーズで、コレクションするだけでなく、台座裏の能力値を使って遊ぶゲーム的な要素も持っていました。

Corinthian は2011年頃に事業を終えたとされ、当時のProStars / MicroStarsは現在では新規生産されていません。

そのため、現在市場に出てくる個体は、当時から残っている在庫、コレクター放出品、中古流通品、海外からの再流通品が中心です。

新品のように同じ商品が継続的に補充されるものではなく、状態や付属品、台座、箱、カード、パッケージの有無によって、ひとつずつ価値が変わります。

Corinthian 終了後も、サッカーフィギュア文化そのものは続きました。

2012年には Creative Toys Company による SoccerStarz が始まり、クラブや代表チームの公式ライセンスを持つ5cmほどのミニフィギュアとして展開されています。

また、MicroStars については、Corinthian PLC終了後に Giochi Preziosi が MicroStars の名称権を取得し、2011/12シーズンにイタリア系シリーズを展開した記録もあります。

ただし、これらはCorinthian時代のProStars / MicroStarsそのものではありません。

だからこそ、1990年代〜2000年代に製造されたCorinthianオリジナルの個体には、当時の空気、選手人気、クラブの時代性、コレクター市場の記憶が残っています。

日本との関わりもあります。

1998年には、Corinthian と日本の玩具メーカー EPOCH によって、日本代表フィギュアのシリーズが展開されました。中田英寿、川口能活など、当時の日本代表選手たちがフィギュア化され、日本のサッカー文化とも接点を持っています。

さらに日本では、2002年の日韓ワールドカップ期に、Coca-Cola 関連の MicroStars / Miniatures が流通しました。

ボトルに付属するブラインド形式の景品や、専用ボックスセットなどを通じて、日本でも「見たことがある」「集めたことがある」という記憶を持つ人がいます。

そのため Corinthian は、海外のコレクター文化であると同時に、日本の2002年前後のサッカー熱ともつながる存在です。

MicroStars は、2001年に登場した小型フィギュアシリーズです。

当初は Powerpodz と呼ばれるチョコレート入りの商品として販売され、フィギュアはカプセルに入った状態で流通しました。

MicroStars の大きな特徴は、台座裏に選手ごとの能力値が記載されていることです。

Dribbling
Shooting
Tackling
Passing
Crossing

ゴールキーパーには、

Save Shot Left
Save Shot Right

といった専用の能力値が設定されていました。

この数値はただの飾りではありません。

One On One や World Club League といった遊び方に使われ、MicroStars は飾るためのフィギュアであると同時に、小さなサッカーボードゲームの駒でもありました。

MicroStars には台座色の違いもあります。

Green
Red
Blue
White
Silver
Gold

初期シリーズでは、台座色ごとに出現率が異なっていました。

Green:1 in 2
Red:1 in 5
Blue:1 in 8
White:1 in 10
Silver:1 in 20
Gold:1 in 40

つまり、同じ選手でも台座色が違うだけで、流通量やコレクション上の意味が変わります。

さらに台座色によって能力値の傾向が変わるものもあり、ただ色が違うだけではなく、ゲーム性や収集性にも関わる要素でした。

その後のシリーズには、より高い能力値を持つ Black Base なども登場し、MicroStars の収集はさらに細分化していきました。

また、MicroStars には国や地域ごとの展開もあります。

UK Series
Japan Miniatures
Italy Series
Germany Series
Mexico Series
Latin America Series

など、各国・各地域のサッカー文化に合わせたシリーズが存在します。

このように、同じ MicroStars でも、国、シリーズ、クラブ、代表、台座色、能力値、流通方法によって意味が変わります。

Corinthian のフィギュアは、当時からコレクター市場でも活発に取引されてきました。

店頭販売、ブラインド販売、会員向け商品、限定セット、イベント流通、雑誌や通販経由の販売など、入手経路はひとつではありません。

その後、インターネットオークションや専門ショップ、個人売買を通じて、ルース品、ブリスター品、カード付き、限定品、箱付きセット、台座違い、地域違いなどが細かく取引されるようになりました。

この市場では、単に「有名選手だから高い」というだけではありません。

どのシリーズか。
どのクラブか。
どの代表か。
どの年代か。
台座色は何か。
箱やカードはあるか。
Collector No. は何番か。
通常流通品か、限定品か。
当時の流通量は多いのか少ないのか。
その選手がどの時代の姿で立体化されているのか。
現在も探しているファンがいるのか。

こうした複数の情報が重なって、ひとつのフィギュアの価値が決まっていきます。

だから、同じ選手でも価格が違います。

箱付きと本体のみでは違う。
通常台座とGold Baseでは違う。
クラブ仕様と代表仕様では違う。
人気選手と通好みの選手では違う。
売れた価格と販売中価格でも意味が違う。
公式通常品とリペイント品でも評価が違う。
状態が良いものと、塗装剥げや欠けがあるものでも違う。

GTS Football Archive では、価格だけを見て並べるのではなく、その個体に残っている情報を確認しながら、できるだけ正確に記録します。

Corinthian の世界には、リペイント文化もあります。

公式ラインでは存在しないクラブ仕様、移籍後のユニフォーム、短期間だけ在籍したチームの姿、代表仕様、ファンが見たかった組み合わせなどを、コレクターや作家が手作業で再現した個体が存在します。

これは単なる改造品ではなく、コレクターの熱量から生まれたもうひとつの文化です。

もちろん、リペイント品はメーカー出荷時そのままの純正品ではありません。

そのため GTS Football Archive では、通常品とリペイント・カスタム品を必ず分けて扱います。

公式通常品なのか。
リペイント品なのか。
台座裏に何が書かれているのか。
どこまで確認できているのか。

そこを明確にしたうえで、記録として残します。

Corinthian のフィギュアは、ただの小さな玩具ではありません。

好きな選手を集める。
クラブごとに並べる。
代表チームを作る。
リーグ別に整理する。
年代順に並べる。
背番号を見比べる。
ユニフォームの変化を楽しむ。
台座色を探す。
Collector No. を確認する。
能力値を使って遊ぶ。
限定品やパッケージ違いを探す。
オークションで探す。
リペイント個体に当時のファンの熱量を見る。

そのひとつひとつが、サッカー文化の記録になっています。

小さなフィギュアの中には、当時のスター選手、移籍市場、クラブ人気、代表チーム、リーグの勢力図、メーカーの企画、ファンの記憶が残っています。

GTS Football Archive では、こうしたフィギュアを、ただの中古玩具としてではなく、サッカー文化の小さな記録物として扱います。

確認できる情報をできるだけ残し、次の持ち主が「買う」だけでなく、「知って楽しめる」状態で届けることを目指しています。

中古品は、ただ古いものではありません。

情報が残ることで、次の価値が生まれるものです。

ここは、サッカー文化を記録して届けるための、小さなアーカイブショップです。

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